「生きがい」

生きがい

I・K・I・G・A・I 「生きがい」という言葉はどうやら日本語だけにあるらしい。

日本人は長生き!その理由として「生きがい」が関連しているのかもしれない。

私は、ひふみコーチが主催する「生きがい研究員」として、様々な視点から自らの「生きがい」を探求し、身近な人の「生きがい」探しに、貢献したいと活動しています。

その一環として、ロンドンで2回「生きがい雑談会」を開催、様々なバックグラウンドの方と生きがいについて語りました。

人によって、「生きがい」の定義も違うし、「生きがい」について考えて生きてきた人もいれば、全く意識しないで、生きてきた人もいらっしゃいます。

みんな違ってそれでいい。

雑談会を通して、「生きがい」を探している、探したい、「This is me」を探している、探したい人のお手伝いが出来ればいいなと、再度強く思いました。

私は、小さい頃から、生きる目的をよく考えてきました。

何のために生きているんだろう?

生きがいってなんだろう?

アメリカ人の研究者・作家であるダン・ビュイトナーは『ナショナル・ジオグラフィック』誌と科学者たちとのチームを組み、世界有数の長寿を誇る4つの地域(=ブルーゾーン)を特定しました。

超長寿地域(ブルーゾーン)

  • 日本沖縄
  • イタリアのサルデーニャ
  • ギリシャのイカリア島
  • 米カリフォルニア州のロマ・リンダ
  • コスタリカのニコヤ半島など

ブルーゾーンでは、アメリカと比較し、100歳以上の人口割合は10倍、心臓病やガンの割合はわずか数%、平均寿命も10年以上長かった。

世界で最も健康で長生きする人々に共通の以下ポイントを「9つのルール」として紹介しています。

1.よく動く:この地域の人たちは、非常に活動的だ

2.野菜中心の食事:地中海食やアジアの伝統的な料理の特徴だ

3.適度に飲酒

4.「腹八分目」

5.ストレス解消になる行動を取る:地中海地方の人たちにとっては「昼寝」、キリスト教徒たちにとっては「祈り」、沖縄の女性たちにとっては「一緒にお茶を飲むこと」

6.「生きがい」がある:毎朝起きて、誰かのためにすべきことがある

7.社会的集団に属する:健康的な習慣を持つことにつながる

8.宗教的な活動に参加する

9.家族との強い絆を保つ

https://forbesjapan.com/articles/detail/19185

その中の一つに「生きがい」があることが入っているのです。

毎朝起きて、誰かのためにすべきことがある。

この研究発表があってから、海外でIKIGAIに関する本が多数出版されています。

「生きがい」は私にとっては、自分が大切にしたい「価値」や「志」、「信念」に似ているのかなーと今は思っています。

今後も皆さんと雑談会や質問から、それぞれの「生きがい」を探していく活動をしていきたいと思っています。

ご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。

ブルーゾーン 世界の100歳人(センテナリアン)に学ぶ 健康と長寿のルール

ダン・ビュイトナー Dan Buettner