ああ、どうしていつも時間が足りなんだろう

読書会

「ロンドンは1日26時間あるんですか」

先日雑談をしている時に、聞かれた質問。

私は、本業でフルタイムで働き、副業でコーチング講師・コーチング・日本語教師をしている。

忙しい中で、本業と副業のバランスをどうやってとっているのか、不思議に思っての質問だったようだ。

本業と副業の話をすると、「睡眠はきちんととっているのですか」とまず聞かれる。

睡眠は私にとって重要なことの一つなので、「一日少なくても7時間は寝ていて、多い時は9時間くらい寝る」と答える。

睡眠時間の説明をすると、次に「どうやって時間をつくっているのか」と聞かれる。

「時間をどうやってつくっているのか」

この質問の答えはずはり

「基準を決める」

だと、私は思う。

自分の大切な基準を定まると、長期的にみた時に、優先順位が高いことに時間が使えるようになると、私は感じている。

時間は当たり前だが、1日24時間、死も、裕福でも貧しくても、幸せでも不幸せでも、すべての人に平等に与えられている。

私は、死ぬまでの限られた時間を有意義に過ごすために

  • 「自分が大切にしている基準を満たすかどうか」
  • 「緊急ではないけど、重要かどうか」

を判断基準にして、時間の使い方の優先順位を決めている。

具体的にいうと、私にとって、「自分が大切にしている基準」は「自由と健康」である。

「100歳まで赤いパンプスで世界中を自分の足で駆け回れるおばあちゃんになること」と、「お金・時間の使い方の選択が自由にでき、好きなことでお金を稼いでいる」ことが、大切にしている基準である。

だから、自分の基準に当てはまらないものには「ノー」と言うようにしている。

自分の基準がはっきりしていなかった30代までは、自分が出来ないと思われるのが怖くて、どんな仕事も受けていた。仕事を引き受けすぎて、自分の首を絞めまくっていた。会社に一人で残り、12時過ぎまで働いたことは何度もあった。

レポートも、自分ですべてを調べあげ、自分一人でやらなくてはいけないと勝手に思っていたので、膨大な時間を費やしていた。

でも最近は、例えば、仕事を引き受ける時、自分の大切な基準である「自由で好きなことをやる時間を捻出するために、この仕事を引き受けることは必要なことか」を自問自答してみる。すべてを断るのは無理かもしれないが、基準をもったことで、やること、やらないことの線引きができるようになり、断わる勇気が持てるようになった。レポートも、自分が不得意なところは、人に任せて、自分が得意なことに集中できるようになっている。

健康の面でもそうだ。昔は、緊急ではないけど重要なものに、注力出来てなかった。短期的な便利さを求めて、インスタントラーメンを食べたり、外食したり、運動も出来てないかった。お酒も飲み放題だったし、睡眠を削ってでも、短期的な快楽にふけっていた。

今は、緊急ではないけど重要なこと、つまりは長期的にみて大切なことに優先順位をおき、行動できるようになった。例えば、休肝日を週5回設定したり、睡眠時間を7時間は取るようにしたり、運動を定期的にできるようになった。すべては将来の健康のためだ。

自分の基準を満たすことに集中することで、時間をうまく使えるようになった。

この考えをどこから学んだか。

ずばり、『7つの習慣』という本からだ。

「最優先事項を優先する」習慣を身に着けるヒントが『7つの習慣』にはある。

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