やっと気づけたこと

ライフ

英語を習いだした中学の時からずっと英語を使う仕事をしたいと夢見ていた

何がそんなに自分を魅了したのか分からないけど

英語を話すことで広がる世界に魅了されていたのかも

就職して、少し英語を使える仕事に就いた

もっと勉強したくて、仕事の後や週末、色々な英会話スクールに通った

とにかく勉強していることが楽しかった

そしたらもっと勉強したくなって、英語圏のどこかに留学したいと考え始めた

折角留学するならMBAを取ろう(そのころの流行り)

その前に日本の大学で経済について学ぼうと夜間大学に2年通った

アメリカだとMBAは2年かかるけど、イギリスだったら1年だという単純な理由でイギリスを選んだ

イギリスに留学したけど、結局MBAは取得しないで、帰国した

ご縁があって、またイギリスに戻って、現在に至る

ずっと追い求めていた夢が叶い、自分の中で心から望むものがなくなってから、

自分を満たす基準が他人からの評価になってしまった

ここから、自分を大切にすることも、休むことも全くしなくなった

自分を満たすために、一生懸命がむしゃらに働いて、人からの評価をえる

そうするともっともっと評価されたくて、もっともっと働く

一時期、気が狂ったように働いていたなー

そして、ある日、もうそれ以上できない、限界だった

毎朝、このまま電車に飛び込んだら、どうなるんだろうって考えていた

自分の外側の世界ばかり満たそうとしていた時期

目標を達成しても達成しても自分を満たすことができず

限界まで行きついてしまった

あの時はこの世の終わりかと思うくらいしんどかったけど、今思うと、あの経験があったから、今の自分がいる

あの時人から評価されることをやめてなかったら

自分が今見つけたやりたいことは見つけられていなかったと思う

崖っぷちに自分を追い込んで

自分の内側の世界を満たすことの大切さにやっと気付けた

これからは、目標達成だけでなくそのプロセスも楽しんでいきたい

未来志向が強いので、「今」にフォーカスするのは苦手だけど

「欲しい」から「本当に好きなもの」を味わう感覚をもっともっと楽しんでいきたい

安心、ワクワク、繋がり、笑い、健康

私にとって、大切なこと

「夢」を追いかけて無我夢中だった20代・30代から、自分の外側ばかりを追いかけていた40代を経て、これからは、自分の内側を満たすこと、「生きがい」を大切に生きていきたい

人生100年時代、「今」というこの瞬間を噛みしめながら、「生きがい」を大切に、丁寧に毎日を過ごしたい

いつからでも自分のやりたいことは見つかると、自分の体験を通して、人に伝えていきたい