副業でお金を稼ぐなんて無理。
4年前の私は勝手に自分でそう決めていた。
心の底から、副業でお金を頂くなんて無理だと思っていた。
現在は、副業でお金を頂いている。
しかも年々、金額は上がっている。
行動してみて気づいたこと。
自分が思っていたことは全く正しくなかった。思い込みだった。
実は、副業をやろうと思って始めたわけではない。
自分の興味があることを始めてみたら、段々楽しくなって、気がついたらお金を頂けるようになっていた。
4年前の私なら、「そんな都合のいいことないよ」とか「それは他の人だからだよ」と、否定していたと思う。
でも自分が実際に経験してみて、現実として起こり得ることが分かった。
4年前の私は、「やりたいことが分からない」「やったって無理」「この年になってやりたいことなんてみつからない」と、やらない理由ばかり探していた。
でも、やりたいことをもう一度見つけたい気持ちはいつも心の片隅にあった。
実は、昔やりたかったこと。
青年海外協力隊に参加すること。
その当時は、20代で、肩書や功績、所有物や自分がしていること、つまりは外的要因ばかりを気にして生きていたので、青年海外協力隊に行きたいという思いは封印して、一般企業に就職した。
でもずっと、心のどこかでくすぶっていた。
そして、40代になって、このままで人生を終わらせたくない。
まだ50年以上も時間があると仮定したときに、この年になって、できることはないか。
青年海外協力隊のホームページをみてみた。
ホームページをみていくうちに、日本語教師の募集が多いことが気になった。
今からでも日本語教師をできるかもしれない。
日本語教師になって、海外のボランティアに行きたいと思った。
このように、私が日本語教師になった動機は、海外ボランティアに行きたかったから。
初めから、日本語教師になりたかったわけではない。
さっそくロンドンにある日本語教師養成学校を探して、6ヶ月間、土曜日毎週学校に通った。
久しぶりの勉強も楽しかったし、学習者さんへ教えることが楽しかった。
自分と学習者さんの成長が見えるのが楽しかった。
そこから、最低賃金で雇ってくれる日本語学校に雇ってもらった。
経験もない私を雇ってくれた。
そこから、自分で学習者さんをプライベートで教えることも始めた。
日本語の先生との勉強会や懇親会で会って、付き合う人を変えていった。
あるオンラインサロンに入って、コーチングにも出会えた。
付き合う人を変えたことで、色んな人やものに出会えるようになった。
コーチングを受けて、学んでいくうちに、コーチとして、やっていきたいと考えるようになった。
コーチングを学び始めたころは、コーチに自分自身がなるなんて考えてもしなかった。
人の役に少しでも立てている感覚や、色々な人と出会って価値観を共有することが、とっても楽しかった。
1年で400回コーチングセッションを提供するほど、のめり込んだ。
4年前、自分のやりたことがみつからなくてイライラ、この年で何かやりたいことを見つけるのは無理だと、勘違いしていた自分に言ってあげたい。
無理だと決めているのは自分。
付き合う人を変えたら、日本語教師にも、コーチングにも出会えたよ。
楽しいから続いているよと。
楽しいことで、お金もちゃんと稼げているよ。
ついつい、自分が思っていることは正しい。できない理由を探してしまう。
でも、ちょっとずつでもいいから、自分の思考の枠を外して、視点を変えることで、行動ができる。
不安とのバランスを取りながら、楽しことをやっていこう。
真っ白なキャンバスに、自分が楽しいと感じることを、これからも描いていきたい。
人生は自分が思うほど、長くないかもしれないから。