生き方のデザイン研究所の
自分の生き方デザイナーさんからお話を聞いた
Zoom画面をオフにして
涙がボロボロと溢れ出した
自分の生き方をデザインしていく勇気を
もらえた貴重な時間でした
福岡県北九州市に
生き方のデザイン研究所があります
生き方のデザイン研究所のMISSION(使命)は
「障害があることで我慢をしたり、あきらめたりせずに、
障害があることを 強みに感じられる社会をめざすこと」
私は生きがいを研究しているのですが
その生きがい研究員の講座で
代表理事遠山昌子さんと
研究所に所属するお二人の生き方デザイナーさんに
お話を伺いました
話しを聞いて、思いが溢れて
まだ消化しきれていない
何を伝えられるのか分からないけど
今私が深く感じたことを
書いてみようと思います
どれも心に残るお話だったのですが
ここでは二つのストーリーを
共有させてください
一つめのお話
遠山さんが生き方のデザイン研究所の仲間と
テーマパークに行った時のお話
何か月も前からみんなで協力して計画
念願のアトラクションへ
そしたらなんと270分待ち
遠山さんがアトラクションをみんなに
体験してもらうために係員に交渉
思考錯誤していたところ
他の方はみんな蜘蛛の子を散らしたように
次にできることを探し出していたそうです
遠山さんはみんなに
「どうして?何で?」
と聞いたら
みんなから
「甘いよ、世の中上手くいかないことばかりだよ」
との答え
その話を聞いたとき
「凄い、みんな臨機応変に対応して、執着しないところ尊敬」
と私は思ったのですが
遠山さんの思いは
選択権をもつことをあきらめないで
持つという経験をしてほしい
自分で選択する経験を持ってほしい
「体験する」「失敗する」権利を実感してほしい
目から鱗でした
持ってから手放すという選択と
持つ前からあきらめるのとは違う
もう一つのお話
遠山さんが視覚障害の方と
サーティーワンに行くと
いつもバニラを頼むので
遠山さんは「すごいバニラ好きなんだ」と
ずっと思っていたそう
でもよくよく聞いてみると
彼女はバニラは勿論好きだけど
他に選択肢があることを知らない
選択肢があるとしても人に迷惑がかかるから
バニラしか頼まないということが分かったそうです
それから遠山さんは
その方にどんなアイスがあるか説明して
実際に店舗でもバニラ以外を
オーダー出来るようになった
持った経験をしたことがない
選択権を奪っている
自分で選択する経験を持ってほしい
それを体験してもらい、実行していく
遠山さんがいるから
みんなが選択をするということが可能になる
みんなで助けあう
みんなと繋がる
研究所の方はそんな遠山さんのことを
ケンシロウだと
何があっても一緒にいたら大丈夫だと感じるんだと
遠山さん曰く
みんながケンシロウだったり
ウルトラマンだったり
セーラームーンだったり
みんなが誰かのヒーローになれるんだと
人は一人では生きていけない
遠山さんがこんな素敵なNPOを提供させているから
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生き方のデザイン研究所では、社会のバリアに目をそむけたくないということで、「障害者」という「漢字表記」にこだわっていらっしゃいます