自分の気持ちを置いてきぼりにしない

コーチング

土曜日にガスコンロの掃除をした。

最近掃除をさぼっていたので、頑固な油汚れがなかなか落ちない。

掃除をしながら、なんでこんなに放置しておいたんだろう?定期的に掃除をすれば、ここまで落ちにくくならなかったのにと、後悔した。

同時に、これって、自分の気持ちを放置していた状況と同じだなと感じた。

コーチングを受け始めるまでは、自分の気持ちをずっと放置していた。

自分の気持ちに向き合わないように、蓋をしていた、とういのが正しい表現だ。

他人から振られる緊急事項に対応することに時間をとられ、重要であるはずの、自分自身の健康や気持ちに向き合う時間を全くとっていなかった。

自分の気持ちに向き合わず、蓋をしてばかりいた。無理もいっぱいしていた。

ある時、蓋をしていた自分の気持ちが溢れかえってしまい、蓋が閉まらなくなってしまった。

一生懸命蓋をして、押し殺したけど、もう遅かった。

どうして、きちんと自分の気持ちに向き合わなかったんだろう。

苦しければ、苦しいとサポートを求めなかったんだろう。

後悔しても、遅い。

覆水盆に返らず

溢れかえった気持ちは収集がつかず、会社を辞めた。

限界だった。

それから、付き合う人を変え、コーチングに出合った。

コーチングセッションを受ける中で、昨日までは他人だったコーチに、自分の思いをぶつけた。

今までの自分だったら、かっこ悪くて、誰にも見せられないところを、さらけ出せた。

そして、オイオイ泣いた。不思議な空間だし、体験だった。

それ以降、私は、定期的にコーチングを受けている。

そこで、今まで何十年も蓋をしてきた自分の気持ちを言語化した。

何十年もできなかったことが、コーチングを受けることで、簡単に、言語化できたのは、自分でも不思議だった。

言語化していく中で、これから残された人生において自分が何をしていきたいのか、どんなことを大切にしていきたいのか、どうありたいのか、自分と向き合った。

そして、自分を変化させるために、少しずつ、行動していった。

コーチングを始める前は、自分で色々な枠に囚われていたし、制限していた。

行動をしていくと、不思議なことに、自分がやりたいことに出会え、自分が一緒にいたい人が周りに増えてきた。そして、自分にきちんと向き合う時間がつくれるようになった。

自分の顔を鏡で毎日ちゃんとみて、お風呂に入る時には、自分の身体に感謝の言葉をいいながら、体を洗う。丁寧な暮らしがおくれるようになった。

コンロの頑固な汚れと同じ。

毎月、きちんと定期的に掃除をしていれば、ここまで頑固な汚れにはならない。

頑固になる前に、自分の気持ちも、コンロの汚れも、定期的にメンテナンスしていこう。

自分の気持ちを置いてきぼりにしないために。

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