やるかどうか悩んでいることがある。
その悩みと向き合いたくてコーチングセッションをうけた。
コーチングセッションの終わりに、コーチから言われたフィードバックは
「振られるのが怖くて、告白できないような感じですね」
だった。
そして、コーチからされた質問。
「その迷っている行動を、応援してくれる人はいませんか」
コーチングが終わってから、中学生の時に、同級生の男の子に告白した時のこと思い出した。
色白で凛とした風貌。歌舞伎の世界に入ったら映えるような顔の男の子だった。
それから、20年近くたって、風のうわさで、同じ中学の同級生と結婚して、スーパーの真横の田んぼに囲まれた彼の実家に一緒に住んでいると聞いたことがある。
どうやって告白したかはあまり記憶にないけど、振られことは明確に覚えている。
当時は物凄く落ち込んで、もう告白なんて絶対しないと誓った。
私の故郷はとても田舎で、彼に振られてからは、学校からの帰り道、田んぼを歩きながら、いつもショボーンとしていた。他の女子には両想いの男の子がいて、たのしそうなのを教室の端から羨ましく思っていた。
当時の私は、振られたことではなくて、振られたことを同級生に知られることが嫌だったんだと思う。
でも、でもよ。
今思うと、その出来事については、コーチングセッション時に、コーチのフィードバックがあるまで、30年近く忘れていた。っということは、振られた時はつらかったけど、その後の人生に何の影響も与えなかったっていうことじゃん。なんだなんだ、大したこと全くない。大変なこともあったけど、それなりに楽しく生きてこれたではないか。
なんだー、今回迷っていることも、もし行動して自分が思う結果でなかったとしても、私の人生において、1ミクロンくらいの影響しかないってことに気づいてしまった。
そして、「応援してくれる人はいますか?」と質問されたことについても考えた。
応援してくれる人はいる。
今回悩んでいることにも、全力で応援してくれると思う。
私の行動を全力で応援してくれる人がいるではないか。
そのことに気付いたとたん、行動しようと思えた。
やってみて、振られたっていいじゃん。
振られたら、YouTubeのボリューム最大にして、カラオケして、ダンスして、忘れよう。
振られるなんて、かすり傷。
その時は死ぬほど苦しいけど、振り返ると大したことはなかったり、むしろその経験が自分を大きく成長させていることが大きかったことにも気づく。
とにかく、スモールステップからやってみよう。
振られることを恐れないで、告白したからこそ、付き合えちゃう可能性にかけてみよう。
コーチのフィードバックでこんなに大きな気づきがある。
コーチングは自分の知らない世界や、自分が忘れている世界に連れて行ってくれる。
改めて、コーチングの凄さを体感した。
コーチありがとうございました。
やってみよう。