「行動できないけど行動していきたい」
コーチングセッションでよくテーマになるサブジェクトです。
「言うべくして行いがたきは実行だ。毎日学問し、いかによいことを知ったとて、永遠に寝ていたのでは何の役にも立たない。学んだところを立ち上がって実行に移してこそ、世を益し自己の成功も望まれるのである。物事を学び知っただけ全部実行できたなら神様のようなものであるが、せめて一つでも二つでもぜひ実行の人となりたいものである」
『松下幸之助発言集 第29巻』
かの松下幸之助先生は、「物事を学び知っただけ全部実行できたなら神様のようなものであるが、せめて一つでも二つでもぜひ実行の人となりたいものである」とおっしゃっています。
私も昔は本当に行動できない人でした。
でも行動できたこともありました。
それは今考えると「自分で自分の人生をコントロール」出来ていたとき。
小さいころからの夢であった「海外での生活」はゴールが明確だったし、失敗しても誰のせいにもしない、そしてやり直しができる、自分で責任を引き受けられる、困難を乗り越えてもどうしてもやりたかった。自分で自分の人生をコントロールできたことのひとつです。
行動できなかったことは「自分で自分の人生をコントロール」できなかったんでしょうね。
ゴールは明確でなかったし、すぐ人のせいにもしてたし、失敗したらどうしよう、それだったらわざわざ今の状況を捨ててまで、変化を求める必要があるの???って視野狭窄になってました。
そんな私が、今はリスクをとれる範囲で行動できるようになりました。
コーチングをはじめてから、ブロックがとけ、視野がひろがり、思い込みから脱却出来始めています。
コーチングセッションで
頭の整理・気づき→自発的行動・自己解決能力→目標達成・問題解決
を繰り返す。
とれるリスクの範囲だから失敗したら、また仮説を立てて自発的に行動していく。
少しづつ、少しづつ。
ある程度考えたら、まず行動してみること。
100点を取ろうとすると初めの一歩がでないので、50点でもいいじゃんって自分にオッケーをだす。
一歩踏み出してみることからすべてが始まるから。
これは私のやり方。
みなさんにはみなさんのやり方があるはず。
問題がひとりでに解決することはない。
これは真理だと私は思います。