視点を変える質問から見えた幸せ

コーチング

問題に入り込み、問題だけに集中してしまうと、全体を俯瞰してみることができなくなってしまう。

問題集中の状態に陥ると、問題ばかりにフォーカスして、新たな気づきや行動を得ることが出来なくなってしまう。

ドーバーへの週末旅行での友人からの質問で、問題にばかり集中せず、全体を俯瞰してみることの大切さを、改めて痛感した。

2020年3月のロックダウン以来、初めての週末旅行。

お天気にも恵まれ、日曜日の朝、友達と海沿いを歩きながら会話していた。

目の前にドーバークリフ(崖)と右手には青い海。気持ちいい風を受けながらの会話。

私「あー、コロナで、全然やりたいことが出来ていないよ。」

友達「じゃ、コロナが終わったら、何がしたいの。」

私はその質問に、ドキッとした。

なぜなら、「コロナが終わっても、したいことは、そんなにない。私は、今、やりたいことが、できている。」ことに、気づいたからだ。

コロナの問題にばかり集中していたけど、実は、十分に、自分がやりたいことが、できている。

コーチングも、日本語教師も、読書会も、HPやブログ作成も、ライティング講座の受講も、できている。

敢えて言うなら、コロナが落ち着いたら、日本と南米に行きたい。

でも、今も自分ができる範囲で旅行もしているのに、文句を言っている自分に唖然とした。

人は、問題に入り込み、問題にばかり集中してしまうと、全体を俯瞰してみることができなくなってしまう。持っている幸せすらにも気づけなくなってしまう。

問題ばかりにフォーカスして、問題以外でできていることに気づけなかったり、行動に移すことが、難しくなってしまうのである。

私の脳は、コロナという問題の情報収集ばかりしていた。そんな時に、友達から「視点を変える質問」をしてもらったことで、全体を俯瞰することができ、できていることや、やれることに気づいた。

このままの生活を変えたくないと思っている自分にも気づいた。

今出来ていることを、楽しんでやっていこう。

逆に今がチャンスなんだと実感した。

問題ばかりに集中してしまうと、問題を解決しようということばかりに、脳が集中してしまい、全体を俯瞰していることが出来ず、出来るはずの行動がとまってしまうことがある。

1人では、どうしても、思考がグルグル空回りしてしまうけど、こうやって第三者から、「視点を変えた質問」をしてもらうことで、解決策や行動が決まっていく。

コーチングでも、問題にばかり集中してしまう時は、コーチからの「視点を変える質問」や「周りのサポートを考える質問」をクライアントにする。質問の答えを言語化することで、クライアントは、問題から少し離れて考えることができる。そして、コーチはクライントと、問題に対してどういうアプローチができるのかを探っていく。

コーチの質問によって、30度しか見えていない視野が広がることで、気づきと行動に繋がっていく。

私は、コロナの問題に集中ばかりしていたことに気づけたし、プラス、今出来ていることや、これからやりたいことに気づけたので、行動ドンドンしていきたい。

思い込みや視野を広げるためのコーチングセッション。新規の方も募集しています。